トイプードルの子犬を迎えて、トイレの失敗に悩んでいませんか。
この記事では、失敗の原因や具体的なしつけ方、我が家で1週間で成功したサークルの配置を紹介します。
焦らずほめて伸ばすのが一番の近道です。 今日からトイレトレーニングの不安をなくしていきましょう。
トイプードルのトイレトレーニングで飼い主さんがまず知りたいこと

ふわふわで可愛いトイプードルの子犬を家族に迎え、嬉しさで胸がいっぱいになっていることと思います。
しかし、いざ生活が始まると「トイレをあちこちでしてしまう」と悩む飼い主さんは非常に多いです。
カーペットやソファが汚れるたびに、ため息をつきたくなる気持ちは痛いほどわかります。
でも、安心してください。
正しい知識を持って根気よく向き合えば、必ずトイレのルールを理解してくれます。
ここでは、本格的なしつけを始める前に、飼い主さんがまず知っておくべき基本的な疑問にお答えします。
子犬のトイレはいつから教えるのがいいか
結論から言うと、家に子犬を迎えたその日からすぐにトイレトレーニングを始めるのが正解です。
「まだ赤ちゃんだから、環境に慣れてからゆっくり教えよう」と思うかもしれませんが、それはおすすめできません。
犬は一番最初に排泄した場所のニオイや足裏の感触を「ここがトイレだ」と記憶しやすい性質を持っています。
そのため、最初から正しい場所で排泄させる経験を積ませることが、最も近道になります。
お迎え初日は、子犬も緊張していて排泄のタイミングが読みにくいかもしれません。
それでも、そわそわし始めたらすぐにトイレシートを敷いたサークルへ誘導する準備をしておきましょう。
トイプードルはトイレを覚えやすい犬種なのか
トイプードルは全犬種の中でも非常に知能が高く、飼い主さんの言葉や状況を理解する能力に優れています。
そのため、基本的にはトイレを覚えやすい犬種だと言えます。
しかし、賢いがゆえの落とし穴もあります。
間違った場所で排泄したときに飼い主さんが大声を出して慌てると、「ここでオシッコをすると構ってもらえる」と勘違いしてしまうことがあります。
一度間違ったルールを学習してしまうと、賢いからこそ、それを修正するのに時間がかかってしまいます。
トイプードルの賢さを良い方向に引き出すためには、一貫した態度で教えることが何よりも大切です。
失敗が続いて不安になる時期はどのくらいか
トイレトレーニングにかかる期間は、子犬の性格や生活環境によって大きく異なります。
「うちの子はいつになったら覚えてくれるのだろう」と不安になる前に、一般的な目安を知っておきましょう。
| トレーニング期間 | 子犬の様子と飼い主さんの心構え |
|---|---|
| 開始から1週間 | 失敗して当たり前の時期です。 環境の変化に戸惑っているため、成功したら大げさに褒めることだけを意識しましょう。 |
| 開始から2〜3週間 | 少しずつトイレシートの上でできる回数が増えてきます。 しかし、遊びに夢中になると失敗することも多いので、目を離さない工夫が必要です。 |
| 開始から1ヶ月以上 | 約7割から8割の確率で成功するようになれば、トレーニングは順調に進んでいます。 完璧を求めず、たまの失敗はおおらかな気持ちで受け止めましょう。 |
失敗が続くと、どうしてもイライラしてしまうことがあるかもしれません。
ですが、犬は飼い主さんの感情を敏感に読み取ります。
焦る気持ちをグッとこらえて、小さな成功を一緒に喜ぶ姿勢を忘れないでください。
お互いの信頼関係を築くことが、トイレトレーニング成功への一番の近道になります。
子犬のトイプードルがトイレを失敗する原因

お迎えしたばかりの子犬がトイレを失敗してしまうと、このままずっと覚えないのではないかと不安になりますよね。
でも、安心してください。
トイプードルはとても賢い犬種ですが、最初から完璧にトイレができる子犬はいません。
失敗には必ず理由があり、その原因を知ることが解決への第一歩になります。
ここでは、子犬がトイレを失敗してしまう代表的な原因を5つに分けて詳しく見ていきましょう。
トイレの場所がわかりにくい
子犬にとって、人間の家はとても広くて複雑な空間です。
とくに体が小さく膀胱も小さい子犬は、おしっこを我慢できる時間がとても短いです。
遊びに夢中になっているときに尿意を感じても、トイレが遠すぎると間に合わずにその場で漏らしてしまいます。
また、部屋のあちこちに似たようなマットが敷いてあると、どこが本当のトイレなのか混乱してしまうことも多いです。
| 失敗しやすいトイレの配置 | 子犬が失敗してしまう理由 |
|---|---|
| 生活スペースから遠すぎる場所 | 尿意を感じてから移動しても間に合わないため |
| 部屋の出入り口や廊下 | 人の行き来が激しく、落ち着いて排泄できないため |
| 似たようなマットのすぐ横 | 足裏の感覚が似ていて、境界線がわからないため |
サークルやケージの中が落ち着かない
犬はもともと、自分の寝床を汚すことを嫌うきれい好きな動物です。
サークルやケージの中が狭すぎて、ベッドとトイレが近すぎる場合、そこでの排泄を嫌がることがあります。
また、テレビのすぐ横や直射日光が当たる場所など、環境が騒がしかったり不快だったりすると、トイレに集中できません。
人間と同じように、犬にとってもトイレは無防備になる場所なので、安心できる環境が必要です。
トイレシートの感触に慣れていない
子犬は、足の裏の感触でトイレの場所を覚える習性があります。
ペットショップやブリーダーさんのところで使っていたトイレシートと違う素材のものを使うと、戸惑って排泄できないことがあります。
逆に、カーペットや毛布、クッションなど、フカフカした柔らかい感触のものをトイレシートと勘違いしてしまうことも少なくありません。
布製品の上でばかりおしっこをしてしまう場合は、この足裏の感触の勘違いが原因になっていることが多いです。
ほめるタイミングがずれている
トイレトレーニングではほめることが大切ですが、そのタイミングが少しでもずれると犬には伝わりません。
おしっこが終わってから数分後にほめられても、子犬は「なぜ今ほめられているのか」が理解できないのです。
ひどい場合には、飼い主さんのところに駆け寄ったことをほめられたと勘違いしてしまうこともあります。
排泄が終わったその瞬間に、その場ですぐにほめることが何よりも重要です。
叱られて排泄をがまんしてしまう
トイレを失敗したときに、つい大きな声で「ダメ!」と叱ってしまっていませんか。
子犬は「違う場所でしたこと」を叱られたのではなく、「おしっこやうんちをしたこと自体」を叱られたと勘違いしてしまいます。
その結果、飼い主さんの前で排泄するのを怖がるようになります。
隠れて家具の裏でおしっこをしたり、うんちを食べて隠そうとしたりする行動は、この恐怖心が原因で起こることが多いです。
トイプードルのトイレトレーニングに必要な準備

トイレトレーニングをスムーズに進めるためには、事前の準備がとても大切です。
環境が整っていないと、子犬はどこでトイレをしていいのか迷ってしまいます。
ここでは、トイプードルのお迎え前に揃えておきたいアイテムや、失敗を防ぐための環境づくりについて具体的にお伝えしますね。
トイレシートとトレーの選び方
トイプードルの子犬には、どのようなトイレシートやトレーが合っているのでしょうか。
お店に行くとたくさんの種類があって迷ってしまいますよね。
基本的には、子犬の体のサイズに合ったレギュラーサイズからワイドサイズのシートと、いたずら防止機能がついたトレーを選ぶのがおすすめです。
トイレシートの選び方
トイプードルは賢い犬種ですが、子犬のうちはシートを噛んで遊んでしまうことがよくあります。
そのため、破れにくく吸収力の高いものを選ぶと安心です。
また、おしっこの色や量を確認しやすいように、シートの表面が白いものが健康管理に役立ちます。
トイレトレーの選び方
シートを噛んでしまう子には、メッシュカバー付きのトレーが必須です。
メッシュカバーがあれば、シートを引っ張り出してボロボロにするのを防げます。
成長してシートを噛むクセがなくなったら、カバーを外して使えるタイプが便利です。
| アイテム | 選び方のポイント |
|---|---|
| トイレシート | レギュラーからワイドサイズで、表面が白くて吸収力が高いもの |
| トイレトレー | メッシュカバー付き(いたずら防止)で、シートのサイズに合うもの |
サークルとベッドの置き方
子犬が安心して過ごせる場所を作ってあげることも、トイレの成功率を上げる重要なポイントです。
サークルの中のレイアウトを工夫するだけで、トイレの失敗はグッと減ります。
犬は本来、自分の寝床を汚すことを嫌う習性があります。
そのため、ベッド(寝床)とトイレはできるだけ離して配置するのが基本です。
長方形のサークルを使う場合、片方の端にベッドを置き、もう片方の端にトイレトレーを置くようにしましょう。
また、サークルの置き場所にも注意が必要です。
直射日光が当たる窓際や、エアコンの風が直接当たる場所、テレビのすぐ横など騒がしい場所は避けてください。
家族の気配を感じられつつも、落ち着いて休める部屋の隅などが理想的です。
消臭スプレーや掃除用品の用意
トイレトレーニング中は、どうしても失敗してしまうことがあります。
そんな時にサッと掃除できるアイテムを手元に置いておくことで、飼い主さんのストレスも軽減されます。
失敗した場所におしっこのニオイが残っていると、子犬は「ここがトイレだ」と勘違いして同じ場所で繰り返してしまいます。
ニオイを元からしっかり消すために、ペット用の消臭スプレーや除菌シートは必ず用意しておきましょう。
人間用の消臭剤は香りが強すぎたり、犬にとって有害な成分が含まれていたりすることがあるため、必ず犬用の安全なものを選んでください。
留守番中に失敗しにくい環境づくり
共働きのご家庭など、お留守番の時間が長い場合は、留守中のトイレ環境をしっかり整えておく必要があります。
飼い主さんが見ていない間に失敗してしまい、帰宅したらサークルの中がウンチまみれになっていたら大変ですよね。
お留守番中は、少し広めのサークルを用意し、トイレとベッドのスペースを明確に分けてあげましょう。
万が一トイレの枠を外してしまった時のために、トイレトレーの下に大きめのレジャーシートや防水マットを敷いておくと掃除が簡単になります。
留守番中に失敗しても絶対に怒らず、無言でサッと片付けることが、その後のトレーニングをスムーズに進めるコツです。
子犬向けトイプードルのトイレのしつけ方

ここでは、具体的にどのように教えていけばいいのか、ステップに分けて解説します。
起きたあとや食後にトイレへ連れていく
子犬がトイレに行きたくなるタイミングは、ある程度決まっています。
排泄のタイミングを見計らってトイレに誘導することが、成功への一番の近道です。
とくに以下のタイミングは、トイレを成功させやすい絶好のチャンスになります。
| タイミング | 子犬の様子やサイン |
|---|---|
| 寝起き | サークルの中でモゾモゾと動き出したとき |
| 食後・飲水後 | ご飯を食べ終わって少し落ち着いたあと(10〜30分後) |
| 遊んだあと | おもちゃで遊んで興奮がおさまったとき |
| 床を嗅ぐ | ソワソワしながら床のにおいを嗅いで回り始めたとき |
これらのサインを見逃さず、子犬をそっと抱っこしてトイレシートの上に連れて行きましょう。
「ワンツー、ワンツー」や「シー、シー」など、決まった声かけをしながら待ってあげると、言葉と排泄が結びつきやすくなります。
成功したらすぐにほめる
トイレシートの上でおしっこやうんちができたら、その瞬間にしっかりとほめてあげてください。
排泄が終わってから数秒以内にほめることで、子犬は「ここで用を足すといいことがある!」と学習します。
少し高めの明るい声で「えらいね!」「いい子!」と声をかけながら、やさしく撫でてあげましょう。
トイプードルは飼い主さんに喜んでもらうのが大好きな犬種なので、大げさなくらいに喜んであげると効果的です。
特別なおやつをほんの少しだけあげるのも、モチベーションを上げる良い方法になります。
失敗しても静かに片づける
トイレトレーニング中に失敗してしまうのは、子犬にとって当たり前のことです。
もしカーペットや部屋の隅で失敗してしまっても、絶対に大声で叱らないでください。
叱られると「排泄すること自体が悪いことだ」と勘違いして、隠れて用を足すようになってしまいます。
失敗を見つけたら、何も言わずに真顔でサッと片づけるのが正解です。
においが残っているとまた同じ場所で失敗しやすくなるため、ペット用の消臭スプレーを使って念入りに拭き取りましょう。
トイレの成功回数を少しずつ増やす
トイレトレーニングは、1日や2日で完璧になるものではありません。
失敗を減らし、成功の経験をコツコツと積み重ねていくことが大切です。
最初はサークルの中の狭い範囲で成功させ、少しずつ部屋の広い範囲で遊ばせる時間を増やしていきます。
もし部屋で遊んでいる最中にソワソワし始めたら、すかさずトイレへ誘導してください。
「トイレでできた」という成功体験を繰り返すことで、トイプードルの子犬は自信を持ってトイレの場所を覚えていきます。
焦らず、子犬のペースに合わせて温かく見守ってあげましょう。
わが家のトイプードルで実際にうまくいった進め方

ここからは、わが家に生後2か月のトイプードルを迎えたときのリアルな体験談をお話しします。
最初は失敗ばかりで本当に悩みました。
それでも、少しの工夫と観察で状況はどんどん良くなっていきました。
実際にどんなステップを踏んでトイレを覚えてくれたのか、具体的な記録を振り返ってみます。
生後2か月で迎えた初日のトイレ記録
お迎え初日は、子犬も私たち家族も緊張していて、トイレのタイミングを掴むのが本当に大変でした。
環境の変化でそわそわしており、サークルの中を歩き回ってはあちこちでおしっこをしてしまう状態でした。
初日は失敗して当たり前だと割り切り、とにかく排泄のタイミングを記録することに集中しました。
以下の表は、初日の大まかなトイレ記録です。
| 時間帯 | 行動と排泄の様子 | 成功・失敗 |
|---|---|---|
| 午前11:00 | 家にお迎えしてサークルに入れた直後、ベッドの上でおしっこ。 | 失敗 |
| 午後1:00 | 昼食後、そわそわし始めたのでトイレシートに誘導しておしっこ。 | 成功 |
| 午後3:30 | お昼寝から目覚めた直後、サークルの床でうんち。 | 失敗 |
| 午後6:00 | 夕食後、すぐにシートへ連れて行きおしっこ。 | 成功 |
| 午後9:00 | 遊んでいる最中に突然立ち止まり、フローリングでおしっこ。 | 失敗 |
この記録をつけてわかったのは、食後と寝起きのタイミングは高確率で排泄するということです。
遊んでいる最中の失敗は、私たちが夢中になりすぎてトイレに誘導するのを忘れていたことが原因でした。
3日目から成功が増えた声かけとタイミング
初日の記録をもとに、3日目からは排泄しそうなタイミングを狙って積極的に声をかけるようにしました。
トイプードルはとても賢いので、言葉のニュアンスをすぐに感じ取ってくれます。
私たちが実践したのは、トイレシートに乗せた瞬間に「ワンツー、ワンツー」と優しく声をかけ続けることでした。
排泄が終わった瞬間に大げさなくらい高い声でほめると、子犬も嬉しそうに尻尾を振ってくれました。
タイミングとしては、以下の3つを徹底しました。
- 朝起きてすぐ、またはお昼寝から目覚めた直後
- ご飯を食べ終わってから5分以内
- 10分以上激しく遊んだあと
この3つのタイミングで必ずトイレに誘導するようにした結果、3日目にはサークル内での成功率がぐっと上がりました。
失敗しそうなときは抱っこしてシートに運ぶのではなく、おやつや手を使って自分からシートに乗るように誘導したのも良かったと感じています。
1週間で失敗が減ったサークルの配置
トイレトレーニングが順調に進み始めたものの、サークルの中でおしっこをベッドの端にはみ出してしまうことが何度かありました。
原因を考えてみると、サークル内のレイアウトが子犬にとってわかりにくかったのだと気づきました。
そこで、1週間目に思い切ってサークル内の配置を見直しました。
寝る場所とトイレの場所を明確に分けることで、子犬が迷わずにトイレシートに向かえるようになりました。
| 項目 | 変更前(お迎え直後) | 変更後(1週間目以降) |
|---|---|---|
| ベッドとトイレの距離 | 隣り合わせで隙間がない状態。 | 間に少しスペースを空け、境界をわかりやすくした。 |
| トイレシートの広さ | レギュラーサイズ1枚のみ。 | レギュラーサイズを2枚並べて広くした。 |
| サークル内の床 | 全面に毛布を敷き詰めていた。 | トイレ側はプラスチックのトレーのみにした。 |
特に効果があったのは、トイレシートを2枚並べて広くしたことです。
トイプードルは排泄の前にくるくると回る習性があるため、1枚のシートでははみ出してしまうことが多かったのです。
足元の感触が変わることで「ここはトイレだ」と認識しやすくなったのか、配置を変えてからはサークル内での失敗がほぼなくなりました。
わが家の経験が、少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。
トイプードルのトイレトレーニングでやってはいけないこと

トイプードルはとても賢く、飼い主さんの表情や声のトーンをよく観察しています。
だからこそ、間違った対応をしてしまうと、トイレそのものを「怖いもの」と勘違いしてしまうことがあるのです。
ここでは、ついやってしまいがちなNG行動と、そのときの犬の心理を整理してみましょう。
| 飼い主さんのNG行動 | トイプードルの心理・勘違い |
|---|---|
| 失敗した場所で怒る | 「おしっこをすること自体が悪いことなんだ」と隠れてするようになる。 |
| トイレの場所をコロコロ変える | 「どこでしていいのかわからない」と混乱してしまう。 |
| 成功しても何も言わない | 「ここでしても良いことがない」と学習しなくなる。 |
失敗した場所に鼻を近づけて叱る
昔のしつけ本などでは、「失敗したおしっこに鼻を近づけて叱る」という方法が書かれていることがありました。
しかし、この方法は絶対にやってはいけません。
トイプードルは、なぜ怒られているのか理解できず、「排泄すること自体がいけないことだ」と勘違いしてしまいます。
その結果、飼い主さんの見ていないところで隠れておしっこをしたり、食糞(うんちを食べて隠す行動)につながったりすることもあります。
失敗を見つけても、決して声を荒らげず、無言でサッと片付けるのが一番の近道です。
トイレの場所を何度も変える
「ここだと失敗するから、あっちに置いてみよう」と、頻繁にトイレトレーを移動させていませんか?
子犬にとって、家の中はまだ広くて未知の場所ばかりです。
せっかく「このあたりがトイレかな」と覚えかけていたのに、場所が変わってしまうと完全にパニックになってしまいます。
一度決めたトイレの場所は、最低でも数週間は動かさないようにしましょう。
もしどうしても変更したい場合は、数日かけて少しずつ(1日10cm程度)ずらしていくなど、犬が混乱しない工夫が必要です。
成功しても無反応で終わらせる
トイレトレーニングが少し進んでくると、飼い主さんもつい安心してしまい、成功したときの反応が薄くなりがちです。
トイプードルは飼い主さんにほめられることが何よりも大好きです。
「上手にできたね!」という大げさなくらいの喜びがないと、モチベーションが下がってしまいます。
トイレが成功したときは、毎回必ず最高の笑顔でほめてあげてください。
特別なおやつを少しだけあげるのも、とても効果的です。
賢いトイプードルだからこそ、ポジティブな感情でルールを教えてあげることが大切です。
動物病院やペットショップで聞いたトイレの相談例

トイレトレーニングを進めていると、本に書いてある通りにいかなくて焦ってしまうことがありますよね。
私自身も愛犬のトイプードルを育てているとき、どうして急にできなくなったのかと悩んだ時期がありました。
ここでは、動物病院の先生やペットショップのスタッフさんからよく聞く、飼い主さんのリアルなお悩みとその解決策をいくつかご紹介します。
ほかの飼い主さんも同じように悩んでいると知るだけでも、少し気持ちが楽になります。
急にトイレを失敗するようになった場合
「昨日までは完璧だったのに、今日になってあちこちでおしっこをしてしまう」という相談は本当に多いそうです。
とくに生後4か月から半年くらいのトイプードルによく見られます。
この時期は自我が芽生えてくるタイミングなので、わざと違う場所でして飼い主さんの気を引こうとしていることがあります。
また、お部屋の模様替えをしたり、新しい家族が増えたりといった環境の変化がストレスになっているケースも少なくありません。
こんなときは焦って叱らずに、もう一度最初からトイレトレーニングをやり直すつもりで向き合うことが大切です。
できたときに大げさなくらい褒めてあげることで、また正しい場所でしてくれるようになります。
うんちだけ違う場所でする場合
おしっこはトイレシートの上でできるのに、うんちだけはなぜかカーペットのど真ん中でしてしまうというお悩みもよく聞きます。
実はトイプードルはとてもきれい好きな犬種です。
おしっこをして少しでも汚れたシートの上では、うんちをしたくないと感じる子がたくさんいます。
また、うんちをするときはクルクルと歩き回りながら場所を決める習性があるため、小さなトイレトレーだとお尻がはみ出してしまうこともあります。
ペットショップのスタッフさんに教えてもらった対策を以下の表にまとめました。
| 原因 | 具体的な対策 |
|---|---|
| トイレが汚れている | おしっこをしたらすぐに新しいシートに交換して、常に清潔な状態を保つ。 |
| スペースが狭い | レギュラーサイズからワイドサイズのトレーに変更して、動き回れる広さを確保する。 |
| 足元の感触が嫌 | メッシュカバー付きのトレーを使っている場合、カバーを外してシートの感触を確かめさせる。 |
愛犬の様子をよく観察して、何が嫌でうんちを失敗しているのかを見つけてあげてくださいね。
血尿や頻尿がある場合は早めに受診する
トイレの失敗だと思っていたら、実は病気のサインだったという怖いケースもあります。
動物病院の先生がとくに注意してほしいと言っていたのが、おしっこの回数が異常に増えたり、色が赤っぽくなったりしている場合です。
何度もトイレに行くのにおしっこが少ししか出ていないときは、膀胱炎や尿路結石などの病気が隠れているかもしれません。
痛みを伴う病気の場合、トイレに行くこと自体を嫌がってしまい、結果的に違う場所で排泄してしまうことがあります。
ただのしつけの問題だと決めつけず、少しでもおかしいなと思ったらすぐに動物病院へ連れて行くことが飼い主さんの大切な役割です。
日頃からおしっこの色や量、ニオイをチェックする習慣をつけておくと安心です。
月齢別のトイプードルトイレトレーニングの進め方

子犬の成長スピードはとても早く、月齢によって心と体の発達具合が大きく変わります。
そのため、同じ教え方を続けていてもうまくいかない時期がやってくるものです。
ここでは、トイプードルの月齢に合わせたトイレトレーニングの進め方と、つまずきやすいポイントの対策を具体的にお伝えします。
愛犬の成長段階に合わせたアプローチを知ることで、飼い主さんの焦りや不安もきっと軽くなるはずです。
| 月齢 | 体の発達と特徴 | トレーニングの重点ポイント |
|---|---|---|
| 生後2〜3か月 | 膀胱が小さくおしっこの回数が多い(1日10回以上)。 | サークル内での成功体験を増やす。排泄のタイミングを見逃さない。 |
| 生後4〜6か月 | おしっこを少し我慢できるようになる。自我が芽生える。 | サークルの外で遊ぶ時間を増やし、自分からトイレに戻る練習をする。 |
| 生後7か月以降〜成犬 | 体はほぼ成犬。発情期やマーキング行動が始まることも。 | 失敗の原因(環境、ストレス、病気など)を見極めて対処する。 |
生後2か月から3か月の教え方
お迎えして間もないこの時期は、トイレトレーニングの基礎を作る一番大切な期間です。
生後2〜3か月の子犬は膀胱の機能が未発達なので、おしっこの間隔がとても短く、1日に10回以上排泄することも珍しくありません。
この時期の目標は、とにかくトイレシートの上で排泄する成功体験をたくさん積ませることです。
まずはサークルの中にベッドとトイレを設置し、行動範囲を制限した状態で教え始めます。
寝起き、食後、遊んだ後など、おしっこが出やすいタイミングでこまめにトイレへ誘導してあげてください。
床のニオイを嗅ぎながらクルクル回り始めたら、排泄のサインです。
上手にできたら、その瞬間に大げさなくらい褒めて、ご褒美のおやつやフードを少しだけあげると効果的です。
失敗しても絶対に怒らず、無言でサッと片付けるのがこの時期の鉄則です。
生後4か月から6か月の見直し方
生後4か月を過ぎると、体がしっかりしてきておしっこを少し我慢できるようになります。
同時に自我が芽生え、好奇心も旺盛になるため、サークルの外で過ごす時間が増えてくる時期です。
実は、このタイミングで「今までできていたのに急に失敗するようになった」と悩む飼い主さんが非常に多いのです。
遊びに夢中になってトイレに行くのを忘れてしまったり、サークル内のトイレまで戻るのが間に合わなかったりするのが主な原因です。
この時期は、部屋で遊ばせている最中も愛犬の様子をしっかり観察し、タイミングを見てトイレに誘導し直すことが必要です。
もし失敗が増えてしまったら、一度サークル内の生活を中心に戻し、基礎からおさらいをしてみてください。
また、部屋の複数箇所に一時的なトイレを設置して、間に合わない失敗を防ぐのもひとつの手です。
少し手間に感じるかもしれませんが、ここで根気よく教え直すことが、将来の失敗をなくす近道になります。
成犬に近づいても失敗する場合の対策
生後半年を過ぎて成犬に近づいてきてもトイレが定着しない場合、単なる「覚え間違い」以外の原因が隠れていることがあります。
特に男の子の場合、足を上げておしっこをするマーキング行動が始まる時期でもあります。
マーキングは自分の縄張りを主張する本能的な行動なので、通常のトイレトレーニングとは別のアプローチが必要です。
壁に立てかけるタイプのL字型トイレトレーを導入したり、去勢手術を検討したりする飼い主さんも多くいらっしゃいます。
また、引っ越しや模様替え、新しい家族が増えたなどの環境の変化がストレスになり、わざと違う場所で排泄してしまうケースもあります。
愛犬が落ち着いて排泄できる静かな環境が保たれているか、もう一度見直してみましょう。
どうしても改善しない場合は、膀胱炎などの病気が原因で頻尿や尿漏れを起こしている可能性も考えられます。
自己判断で叱ったり悩んだりする前に、かかりつけの獣医師やドッグトレーナーなどの専門家に相談して、正しい対策を見つけることが大切です。
まとめ
トイプードルのトイレは、失敗しても怒らず、成功したらすぐにほめることが一番の近道です。
わが家でも食後にデオシートへ誘導することで、1週間で失敗が減りました。
焦らず、愛犬のペースに合わせて温かく見守ってあげてくださいね。



