トイプードルと一緒に寝るメリットとデメリット!しつけや分離不安への影響を解説

飼い主にくっついて眠るトイプードル トイプードル

愛犬のトイプードルと一緒に寝るのは、飼い主さんだけの特権ですよね。

でも、骨折やしつけへの影響が心配で迷っていませんか?

この記事では、メリットや分離不安のリスク、安全に寝るための条件を解説します。 正しい対策を知って、愛犬との幸せな夜を迎えましょう。

この記事を書いた人
小松真里

ブンゴヒルズで子犬の販売とトリミングを担当しています。毎日わんちゃんと過ごしながら、「どうしたらもっと快適に、もっと可愛くできるか?」を考え続けています。初めてわんちゃんを迎える方にも安心していただけるよう、飼育のポイントやお手入れのコツなど、実体験をもとに分かりやすく記事を書いています。

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トイプードルと一緒に寝ることは良いことなのか

結論から言うと、トイプードルと一緒に寝ることは、条件さえ整えば決して悪いことではありません。

ただし、すべてのワンちゃんや飼い主さんにおすすめできるわけではなく、向き不向きがあるのも事実です。

 

結論は「条件付きでOK」!愛犬と飼い主の状況次第

トイプードルと一緒に寝ることが「良い」か「悪い」かは、一概に決めつけることはできません。

なぜなら、ワンちゃんの性格や年齢、そして飼い主さんの生活スタイルによって正解が変わるからです。

例えば、精神的に自立していて健康な成犬であれば、一緒に寝ることでお互いに深い安心感を得られるでしょう。

一方で、まだトイレを覚えていない子犬や、極端に甘えん坊な性格の子の場合、しつけや精神面でのリスクが高まってしまいます。

大切なのは、世間の「良い・悪い」という意見に振り回されることではありません。

「今のうちの子の状態」と「飼い主さんの睡眠環境」が、一緒に寝るのに適しているかどうかを冷静に見極めることです。

無理に一緒に寝る必要はありませんし、逆にリスク管理ができているなら、その幸せな時間を我慢する必要もないのです。

 

一緒に寝るかどうかの判断基準チェックリスト

では、具体的にどのような状態なら一緒に寝ても大丈夫なのでしょうか?

判断に迷ったときに参考にしてほしいポイントを、表にまとめました。

ご自身の愛犬の状況と照らし合わせてみてください。

チェック項目 一緒に寝ても安心なケース 今はまだ控えたほうがいいケース
犬の年齢 体がしっかりした成犬(1歳以上〜) 骨格が未発達な子犬(パピー期)や超高齢犬
しつけ状況 トイレトレーニングが完了している
「マテ」や「ハウス」の指示に従える
トイレの失敗がある
飼い主の言うことを聞かない
性格・精神面 留守番が落ち着いてできる
自立心がある
飼い主がいないと吠え続ける
極度の分離不安の傾向がある
健康状態 健康で持病がない
ノミ・ダニ予防をしている
関節トラブルや骨折歴がある
皮膚疾患や感染症の疑いがある

特にトイプードルは骨が細く華奢な犬種です。

そのため、飼い主さんの寝相が悪くて圧迫してしまうリスクや、ベッドからの落下の危険性がないかは、他の犬種以上に慎重に考える必要があります。

 

専門家の意見も実は真っ二つ?メリットとリスクのバランス

実は、獣医師やドッグトレーナーといった専門家の間でも、犬と一緒に寝ることへの意見は分かれています。

しつけを重視するトレーナーさんは、「主従関係が崩れる」「クレート(ハウス)で寝る習慣をつけるべき」として、別々に寝ることを推奨する場合が多いです。

災害時や入院時に、ケージの中で大人しく寝られないと困るから、というのが大きな理由ですね。

一方で、最近では「犬との添い寝はオキシトシン(幸せホルモン)の分泌を促す」として、精神的なメリットを評価する獣医さんも増えています。

欧米の研究では、ペットと一緒に寝ることが飼い主の睡眠の質を必ずしも下げない、というデータも出てきているようです。

結局のところ、メリットとリスクのどちらを優先するかは、飼い主さんの価値観と責任にかかっていると言えるでしょう。

  • 研究機関: Mayo Clinic(米国ミネソタ州)
    論文タイトル: The Effect of Dogs on Human Sleep in the Home Environment
    調査内容: 健康な飼い主40人とその愛犬を対象に、5か月間アクティビティトラッカー(活動量計)を装着して睡眠を計測。

 

トイプードルと一緒に寝る3つのメリット

愛くるしいトイプードルがベッドに入ってきて、体を寄せてくるとき、飼い主として最高の幸せを感じますよね。

実は、愛犬と一緒に寝ることは、単に「可愛いから」という理由だけでなく、科学的にも証明されたメリットや、健康管理上の利点もたくさんあるんです。

ここでは、実際にトイプードルと暮らす中で感じる、一緒に寝ることの大きなメリットを3つに絞ってご紹介します。

 

愛犬との絆が深まり幸せホルモンが分泌される

一番のメリットは、なんといっても精神的な充足感です。

大好きな飼い主さんと密着して眠ることで、ワンちゃんは群れで過ごしているような安心感を覚えます。

このとき、人と犬の双方の脳内で「オキシトシン」という幸せホルモンが分泌されていると言われています。

オキシトシンには、ストレスを軽減したり、情緒を安定させたりする効果が期待できるんです。

日中の仕事や家事で疲れていても、隣でスースーと眠る愛犬の寝顔を見たり、温かい体に触れたりするだけで、不思議と疲れが吹き飛んでしまう経験はありませんか?

あの感覚は、まさにこの幸せホルモンのおかげなんですね。

肌と肌が触れ合うスキンシップは、言葉以上のコミュニケーションになります。

毎晩一緒に眠ることで、「この人は自分を守ってくれる絶対的な存在だ」という信頼関係が、より強固なものになっていくのを実感できるはずです。

 

お互いの体温で暖かく安心感を得られる

トイプードルの平均体温は38度から39度くらいで、人間よりも少し高めです。

そのため、一緒に布団に入ると、まるで小さな湯たんぽを抱えているかのような温かさを感じることができます。

特に冬場の寒い夜などは、お互いの体温を分け合うことで、電気毛布がいらないくらいポカポカと快適に眠れることも多いんです。

犬はもともと群れで身を寄せ合って眠る習性を持っています。

そのため、飼い主さんの匂いや体温を間近に感じることは、トイプードルにとっても最高のリラックスタイムになるのです。

広いベッドの端っこではなく、わざわざ飼い主さんの背中やお腹にくっついて寝ようとするのは、その本能的な安心感を求めているからかもしれませんね。

暗い部屋で一人で寝るのが不安な寂しがり屋のワンちゃんにとっても、飼い主さんの心音や呼吸のリズムが聞こえる距離感は、何よりの精神安定剤になります。

 

愛犬の異変や体調不良にすぐ気づける

健康管理の面でも、一緒に寝ることには大きなメリットがあります。

同じ空間、同じベッドで過ごしていると、愛犬の「いつもと違う様子」にいち早く気づくことができるからです。

例えば、夜中に突然体が熱くなっていたり、呼吸が荒かったり、あるいは小刻みに震えていたりといった異変です。

もし別々の部屋で寝ていたら、こうした小さなサインを見逃してしまい、朝になってから重症化していることに気づく、というケースも少なくありません。

すぐそばにいるからこそ、嘔吐や発作などの緊急事態にも即座に対応できるというのは、飼い主として非常に心強いポイントです。

特にシニア期に入ったトイプードルや、持病がある子の場合は、夜間の見守りができるという点で、一緒に寝るスタイルを選ぶ飼い主さんも多くいます。

ここで、一緒に寝ることで気づきやすくなる体調の変化を整理してみました。

一緒に寝ることで気づきやすい愛犬の異変
チェックポイント 具体的な症状の例
体温の変化 体がいつもより熱い(発熱)、耳や足先が冷たい
呼吸の状態 呼吸が早い、ゼーゼーしている、いびきが急に大きくなった
体の動き 小刻みに震えている、何度も寝返りを打つ(落ち着きがない)
消化器症状 お腹がキュルキュル鳴っている、吐き気を催している動き

 

トイプードルと一緒に寝るデメリットとリスク

 

特にトイプードルは骨が細く華奢な体格をしているため、他の犬種以上に注意が必要なポイントがあるんです。

「まさかうちの子に限って」と思っていても、事故は予期せぬ瞬間に起こるもの。

ここでは、愛犬と飼い主さんの両方を守るために知っておくべきデメリットとリスクについて、包み隠さずお伝えします。

 

ベッドからの落下による骨折や怪我の危険性

トイプードルと一緒に寝る上で、最も警戒しなければならないのが「落下事故」です。

一般的なベッドの高さは40cmから60cmほどありますが、体の小さなトイプードルにとっては断崖絶壁のような高さになります。

特にトイプードルの前足の骨(橈尺骨)は割り箸のように細く、着地の衝撃や角度が悪ければ簡単に折れてしまうことがあるのです。

実際に、「夜中に愛犬がトイレに行こうとしてベッドから飛び降り、キャン!という悲鳴が聞こえた」という事例は後を絶ちません。

もし骨折してしまった場合、トイプードルのような小型犬の手術は難易度が高く、治療費も高額になりがちです。

数十万円の手術費用がかかるだけでなく、愛犬に長く辛い痛みを味わわせてしまうことになります。

シニア犬になって足腰が弱ってきたり、白内障で目が見えにくくなったりしている場合は、さらにリスクが高まるので注意が必要です。

 

飼い主の寝返りによる圧迫事故の可能性

人間は一晩に何度も寝返りを打ちますが、無意識のうちに愛犬を押しつぶしてしまうリスクも忘れてはいけません。

特に体が小さい子犬や、2kg前後のタイニープードル、ティーカッププードルの場合は深刻です。

大人の体重が小さな体にかかれば、骨折だけでなく、最悪の場合は窒息や圧迫死といった取り返しのつかない事故につながる恐れさえあります。

「自分は寝相が良いから大丈夫」と思っていても、深い眠りに入っている時の動きはコントロールできませんよね?

また、愛犬の方も飼い主さんの温もりを求めて、背中やお腹の近くにぴったりとくっついて寝ることが多いものです。

幸せな密着が、一瞬にして悲しい事故の原因になってしまう可能性があることを、どうか心に留めておいてください。

 

抜け毛やノミダニなどの衛生面とアレルギー

トイプードルは抜け毛が少ない犬種として知られていますが、それでも全く抜けないわけではありません。

一緒に寝るということは、寝具に愛犬の毛やフケ、散歩中に付着した汚れなどがどうしても付いてしまいます。

さらに怖いのが、ノミやダニ、そして人獣共通感染症(ズーノーシス)のリスクです。

お散歩が大好きな子は、草むらでマダニなどを拾ってくることもありますし、排泄物が被毛に微量に残っていることも考えられます。

これらをベッドに持ち込むことで、飼い主さんがアレルギーを発症したり、パスツレラ症などの感染症にかかったりする場合があるのです。

衛生面のリスクと対策を整理しましたので、確認してみましょう。

リスク要因 具体的な懸念点 必要な対策
外部寄生虫 ノミ・マダニによる吸血やかゆみ 定期的な駆虫薬の投与と散歩後のブラッシング
感染症 口移しや密着によるパスツレラ菌等の感染 過度なスキンシップを避け、寝具をこまめに洗濯する
汚れ・排泄物 足裏の汚れや肛門周りの付着物 寝る前に足拭きや体拭きを徹底する

清潔な寝室環境を保つことは、飼い主さん自身の健康を守るためにも非常に重要です。

 

飼い主の睡眠の質が低下する場合がある

愛犬と一緒に寝ることで安心感を得られる一方で、実は睡眠の質が下がってしまう飼い主さんも少なくありません。

「愛犬を潰さないように」と無意識に気を張ってしまい、不自然な体勢で寝て体が痛くなったり、熟睡できなかったりすることがあるからです。

また、犬は人間とは睡眠のリズムが異なり、夜中にカサカサと動いたり、ブルブルと体を振ったり、時にはいびきをかいたりもします。

そのたびに目が覚めてしまい、慢性的な寝不足に陥ってしまうと、日中の生活や仕事に支障が出てしまいますよね。

飼い主さんが疲れてイライラしてしまうと、結果的に愛犬への接し方も雑になってしまうかもしれません。

お互いが朝までぐっすり眠り、元気な状態で翌日を迎えられるかどうか、一度冷静に見直してみることも大切です。

 

一緒に寝るとしつけや分離不安に影響するのか

「愛犬と一緒に寝ると、しつけが上手くいかなくなるのでは?」

「わがままになったり、留守番ができなくなったりしたらどうしよう……」

そんな不安を感じている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

トイプードルは非常に賢く、飼い主さんの感情を読み取るのが得意な犬種です。

だからこそ、寝る時の環境が日中の行動や性格形成に影響を与えることは十分に考えられます。

ここでは、一緒に寝ることで起こりうる「しつけ」や「精神面」への具体的な影響について、良い面だけでなくリスクもしっかりと掘り下げて解説します。

 

主従関係が崩れてわがままになる可能性

昔からよく言われる「犬と一緒に寝ると主従関係が崩れる」という説。

これは、犬の祖先であるオオカミの習性から、「群れのリーダーだけが高い場所で寝る」と考えられていたことに由来します。

しかし、近年の動物行動学の研究では、単に一緒に寝るという行為だけで、すぐに主従関係が逆転するわけではないという見方が強まっています。

大切なのは「どこで寝るか」よりも、「日頃どのような関係性を築いているか」です。

もし、普段から飼い主さんの指示に従い、信頼関係ができているのであれば、一緒に寝ても大きな問題にはなりません。

ただし、すでに愛犬が「自分の方が偉い」と勘違いしているような行動を見せている場合は注意が必要です。

ベッドの上を自分のテリトリー(縄張り)だと認識し、飼い主さんに対して所有権を主張し始めると、関係修復が難しくなってしまいます。

現在の愛犬との関係性をチェックするために、以下の表を参考にしてみてください。

関係性が良好な状態(一緒に寝てもOK) 主従関係が崩れている危険信号(要注意)
飼い主が寝返りを打っても気にせず寝ている 寝返りを打つと「ウーッ」と唸ったり噛みつこうとする
「どいて」と指示すれば素直に場所を移動する 場所を譲ろうとせず、テコでも動かない
ベッドに上がるのは飼い主の許可が出てから 飼い主より先にベッドの中央を陣取っている
飼い主の足元や横で安心して眠る 飼い主の顔の上や枕に乗ろうとする

もし右側の「危険信号」に当てはまる行動が見られるなら、一緒に寝ることを一旦中止し、基本的な服従訓練(オビディエンストレーニング)を見直す必要があるでしょう。

ベッドはあくまで「飼い主さんの許可があって初めて入れる特別な場所」であると教えることが、健全な関係を保つカギとなります。

 

依存度が高まり分離不安症になるリスク

トイプードルと一緒に寝ることで最も懸念されるのが、「分離不安症」のリスクが高まることです。

分離不安とは、飼い主さんと離れることに極度の不安を感じ、パニック状態になってしまう心の病気です。

就寝中も含めて24時間常に飼い主さんと密着していると、愛犬は「飼い主さんと離れている状態」に耐性がなくなってしまいます。

特にトイプードルは甘えん坊な性格の子が多く、飼い主さんへの依存心が強くなりやすい傾向があります。

「一緒に寝ないとピーピー鳴いてかわいそうだから」といって要求に応え続けていると、愛犬は自立するチャンスを失ってしまいます。

その結果、ちょっとした留守番でも次のような問題行動を起こすようになってしまうのです。

【分離不安による代表的な問題行動】

  • 飼い主の姿が見えなくなると、長時間吠え続けたり遠吠えをする
  • 留守番中にクッションや家具を破壊する
  • トイレ以外の場所で粗相をしてしまう
  • 手足を執拗に舐め続けて皮膚炎になる
  • 下痢や嘔吐など、体調を崩す

これらは愛犬からの「寂しくて死んでしまいそう!」というSOSサインです。

愛犬を大切に思うあまり、常に一緒にいてあげたい気持ちは痛いほどわかります。

しかし、適度な距離感を保ち、愛犬が「一人でも安心して過ごせる自立心」を育ててあげることこそが、本当の意味での愛情ではないでしょうか。

もし愛犬が過度に依存していると感じる場合は、毎日一緒に寝るのではなく、週に数回は別々に寝る日を作るなど、少しずつ一人の時間に慣れさせていく工夫が必要です。

 

クレートトレーニングができなくなる懸念

普段から飼い主さんのふかふかのベッドで自由に寝ていると、狭いクレート(ハウス)やケージの中で寝ることを嫌がるようになってしまいます。

「家の中では自由にさせてあげたいから、クレートなんて必要ない」と思うかもしれません。

ですが、長い犬生において、クレートで大人しく過ごさなければならない場面は必ず訪れます。

例えば、以下のようなシチュエーションです。

  • 病気や怪我で入院が必要になった時
  • 災害が発生し、避難所で生活しなければならない時
  • ペットホテルやトリミングサロンに預ける時
  • 車や電車での移動時

普段クレートに慣れていない子が、緊急時にいきなり狭い場所に閉じ込められたらどうなるでしょうか?

慣れない環境への恐怖に加え、「閉じ込められた」というストレスでパニックを起こし、体調を急激に悪化させてしまうこともあります。

特に災害時は、飼い主さんと離れ離れになる可能性もあります。

そんな時、「クレートの中なら安心できる」という場所を作っておいてあげることは、愛犬の命と心を守る命綱になります。

一緒に寝る習慣がある場合でも、昼寝の時間はクレートを使わせたり、「ハウス」の指示で喜んで入るようにトレーニングを継続したりすることが非常に重要です。

「ベッドで寝るのが当たり前」ではなく、「ベッドでも寝られるし、クレートでも落ち着ける」という柔軟な状態を目指しましょう。

 

トイプードルと安全に一緒に寝るための条件と対策

ここでは、お互いが安心して朝までぐっすり眠るためにクリアしておきたい条件と、具体的な安全対策について解説します。

 

子犬の時期は避け成犬になってから始める

お迎えしたばかりのふわふわな子犬と一緒に寝たい気持ち、痛いほどよくわかります。

ですが、生後間もない子犬と一緒に寝るのは非常にリスクが高いので、グッと我慢してください。

子犬の時期はまだ骨格がしっかりしておらず、少しの衝撃でも骨折してしまう危険性があります。

また、睡眠のリズムも整っていないため、夜中に何度も起きたり、トイレを失敗したりすることも多いのです。

一緒に寝始めるタイミングとしては、体が大人の大きさに近づき、生活リズムが安定してくる生後8ヶ月から1歳以降(成犬)になってからを目安にしましょう。

「いつから一緒に寝ていいの?」と迷ったら、まずは獣医師さんに相談してみるのも一つの手です。

焦らずに、まずはケージやクレートで一人で落ち着いて寝られるように育てることが、将来的な分離不安を防ぐためにも重要になります。

 

トイレトレーニングが完璧にできていること

布団やベッドの上で一緒に寝るための絶対条件、それはトイレのしつけが完璧に入っていることです。

もし寝ている間に粗相をしてしまったら、羽毛布団やマットレスを丸洗いするのは本当に大変な作業になってしまいます。

衛生面でも良くありませんし、何より飼い主さんが「また失敗した!」とイライラしてしまうと、愛犬との関係にも悪影響を及ぼしかねません。

「トイレコマンド」で指示通りに排泄ができる状態になってから、一緒に寝るようにしましょう。

また、就寝前には必ずトイレを済ませるルーティンを作ることが大切です。

万が一のときのために、防水シーツをベッドに敷いておくといった対策もおすすめします。

一緒に寝るための準備として、以下のチェックリストを確認してみてください。

チェック項目 クリアすべき基準
月齢・年齢 生後8ヶ月〜1歳以上(骨格が完成している)
トイレのしつけ コマンドで排泄可、失敗がほぼゼロ
独立心 クレートやケージでも一人で大人しく寝られる
健康状態 ノミ・ダニ予防済み、ワクチン接種済み

 

ベッドにスロープやステップを設置する

トイプードルの飼い主さんが最も気をつけなければならないのが、ベッドからの落下による骨折事故です。

トイプードルはジャンプ力がありますが、骨は細く、着地の衝撃や落下には決して強くありません。

特に飼い主さんが寝ている間に、愛犬が勝手にベッドから飛び降りようとして怪我をするケースが後を絶ちません。

ベッドで一緒に寝るなら、ドッグステップやスロープを設置して、安全な上り下りのルートを確保することが必須です。

階段状のものや坂道タイプのものなど、愛犬が使いやすいものを選んであげてください。

また、そもそも高さのあるベッドではなく、ローベッドや布団に変えるというのも、最も安全で確実な選択肢と言えるでしょう。

床には滑りにくいカーペットやマットを敷いて、足腰への負担を減らす工夫も忘れないでくださいね。

 

まとめ

愛犬のトイプードルとくっついて寝るのは、本当に幸せなひとときです。

でも、小さな体には骨折やケガのリスクがあることも忘れないでください。

スロープを置くなどの安全対策をして、成犬になってから始めましょう。

お互いが安心して朝を迎えられる形を選んであげてくださいね。

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