犬はさまざまなしぐさで飼い主さんに「大好き」「嬉しい」「楽しい」などの気持ちを伝えています。愛犬の気持ちに気づいてあげ、気持ちに応じてあげるとぐっと絆が深まります。大好き、嬉しい、楽しい時に表現する代表的なサインがあるのでご紹介をいたします。
犬の大好きサイン
顔や口をペロペロ舐めてくる！
母犬に食べ物をおねだりして甘える子犬の頃の名残です。
口の周りを舐めることは、飼い主さんをお母さんのように感じ「大好き」と感じたとき、飼い主にその気持ちを伝えるために、よく飼い主の顔や口の周りを舐めます。
じっと見つめてくる、視界に入ってくる！
愛犬が静かに見つめてくるのは、愛犬からの大好きサインです。
愛犬の視線に気づいたら、穏やかに見返したり、優しく話しかけたりすると、喜びますよ。
身体をくっつけてくる！
愛犬が飼い主さんにピッタリとくっついて身をゆだねてきたら、飼い主さんが愛犬に信頼されている証です。
背中を飼い主に向けるのも愛情の表現で、心を開いて無防備になれるのは信頼できる相手だけです。
例えば、お尻を寄せてくる行動も、犬が飼い主さんに安心し、信頼を感じて背中を見せられることを意味しています。
仰向けに転がってお腹を見せる
お腹を見せるしぐさは、「ヘソ天」と言われ、警戒心ゼロな無防備な姿です。
犬のお腹は非常にデリケートな部分で、これを触らせてくれるのは、普段からの信頼関係があるからであり、大好きな人にお腹を見せることが多いです。
優しく撫でてあげれば、愛犬も大変喜びます。
お腹を出す理由として、相手に対して服従し、喧嘩をするつもりがないことを伝えている場合もあります。
犬の嬉しい、楽しいサイン
尻尾を大きく振る！
尻尾を振るのは嬉しい時だけでないですが、嬉しい時は尻尾が上向きで左右とブンブン大きく振ります。
このようなしぐさを見せている時は、「嬉しい」「楽しい」というサインです。
上向きで振りが小さい時は犬同士の挨拶やおやつをもらえる期待感にワクワクしています。
逆に怒っている時は、尻尾の毛が逆立っています。
尻尾の振り方に注目して気持ちをわかってあげましょう。
ピョンピョンとジャンプする！
「散歩に行くよ」と言った瞬間、愛犬はその言葉を理解し、ピョンピョンとジャンプし飛び跳ねる行動は「嬉しい」という反応です。
注：飛び跳ねる行動は、犬の足や腰に負担をかけることがありますので、興奮を早めに落ち着かせ、早めに飛び跳ねるのをやめさせましょう。
足元やその場でクルクル回る！
飼い主さんの足元で、またはその場で楽しげにクルクルと回る行動は、愛犬が全身で喜びを表現しているのです。
耳がピンと立つ！
散歩やおやつの時間など、興奮しているときは、耳をしっかりと立てて口角が上がります。
「何がおこるのかな？」と、耳をピンと立て、きらきら輝く瞳でじっと見つめてきます。口角があがるのはとても可愛いので注目してみては。
「ワンワン」と吠える！
嬉しいと感じると、つい声を出してしまいます。嬉しい時に出る鳴き声は、通常、高くて短い声が特徴です。わんちゃんだから吠えるのは基本と思っておきましょう。ただし無駄吠えは騒音問題とも言われかねませんので、しつけトレーニングなど行うほうがよいかもしれません
大抵は状況からつい声が出てしまうので、長く続けて鳴くことは基本的にありません。「キャンキャン！」や「ワォンワォン！」と、２回くらい短く鳴くことが多いです。
このような鳴き声が聞こえたら、それは犬が嬉しくてワクワクしている証拠です。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
犬はさまざまなしぐさで飼い主さんに大好き、嬉しい、楽しいを伝えています。愛犬からの愛情表現に気づいたら笑顔で愛犬の気持ちに応じてあげると、愛犬も喜び、今まで以上に愛犬との絆が深まりますよ。
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