犬と猫の多頭飼いで知っておきたいこと

犬と猫トイプードル

犬も大好きだけど、猫も大好き、猫も迎えたいけど「犬と猫が一緒に暮らすことって大丈夫なの?」と疑問があると思います。
実は、犬と猫は正反対の習性がありますので、まずはそこを理解しコツをマスターすれば幸せに暮らすことは可能ですよ
今回は、犬と猫を多頭飼いとしたいと思っている飼い主さんのために、知っておきたいことをご紹介します。

犬と猫の違いについて

犬と猫

犬は群れで行動し、社交的で、飼い主に従順です。昼に活動し夜には寝ます。
一方、猫は単独で行動し、夜に活動し、昼は寝ていることが多いです。
性格だけでなく、生活リズムも違いますので、犬と猫を飼いたい人は、犬と猫の習性を理解し昼は愛犬とお散歩、夜は愛猫が甘えてきたらかわいがってあげるなど配慮が必要です。
では、犬と猫を飼う際にどのようなことに注意をすれば良いのかをご紹介します。

犬と猫を多頭飼いする時に知っておきたい5つのこと

【1】犬と猫には別々の専用のスペースを用意する

犬は家全体をテリトリーとしていて家族を仲間と認識しますが、猫は自分がくつろげる自分だけのテリトリーをつくります
トイプードルに関して言えば、もともと、狩猟犬として開発されたため、自分のテリトリーを守ることに関しては、やや警戒心が強い傾向がありますが、賢く社交的な性格のため、他の犬や人懐っこい猫とも仲良く過ごすことができます。
自分のテリトリーに侵入されたり、おもちゃやお気に入りの場所が占領された場合には、警戒心を示すことがありますが、攻撃的になることはあまりなく、威嚇や吠えることで「ここは僕の場所だよ!ワンワン」と相手を追い払うことが多いです。
一方、猫は自分だけの縄張りをつくり、たとえ家族だとしても縄張りに侵入するのを嫌う場合があります。
お互いのテリトリーを侵略し合わないように、猫にはキャットタワーを用意して犬が入ってこない場所を作りましょう。犬は静かで狭い場所を好むため、居心地の良い場所にケージを置くなど、それぞれの場所を用意してあげましょう。

猫

【2】犬と猫のフードの違いを理解し、別の場所で与える

犬は雑食に対し、猫は肉食で必要な栄養分が違います。

ドッグフード キャットフード

食事によって愛犬、愛猫の体が作られますので、それぞれのフードを、年齢、体重、運動量などに応じて与えるように心がけましょう。
また、フードを与える時は、隣同士で同時に与えるのではなく、食事のスペースも別々に用意して与えましょう。
犬はフードを与えた分を残さず食べてしまう習性があり、猫は好きな時間に食べる習性があります。
そのため、犬が猫のキャットフードを食べて、食べ過ぎになり、猫が栄養不足になるなど、健康に悪影響を及ぼします。

犬が食べ過ぎで太り気味になると、糖尿病など悪影響に繋がりますので注意し、猫にフードを与える時は、犬にフードを取られないように高い場所で与えるなど工夫してあげましょう。
このように、犬や猫の習性の違いを踏まえて別々にフードを与えていれば大丈夫です。

トイプードル 猫

【3】犬と猫は違うトイレを用意する

犬と猫 トイレ

猫は猫砂の中で用を足してニオイが残らないようにかき消す習性があります。
犬の場合はペットシーツの上や散歩で用を足します。
猫も犬も綺麗好きなため排泄後は掃除してあげましょう

【4】爪のケアを頻繁にしましょう

ネコの爪

爪ケアは頻繁に行いましょう。特に猫の爪は伸びるのが早くとがった爪でお互いにひっかいて、傷で血が出たり、特に注意したいことは眼球などを傷つけてしまうこともありますので、やすりで研いでおくと安心です。
犬の爪切りがご自宅では難しいと感じたら、定期的にトリミングサロンでカットしてもらいましょう。

【5】猫のストレス

犬は集団行動する動物ですが、猫は単独行動する動物ですので、家族で生活することが猫にとってはストレスになる可能性があります。
犬は散歩でストレスを解消してあげ、猫はキャットタワーを用意してあげたり、甘えてきた時には猫じゃらしで遊んであげたりしましょう。

キャットタワー

犬を先に迎えればいいの?猫?どっち?

犬と暮らしている飼い主さんが猫を迎え入れる場合には、生後9週までの社会化期の子猫が良いです。
この時期は猫も犬と同様に性格形成をするのに大切な時期です。
社会化期を過ぎてしまった猫は警戒心が強くなり、仲間以外を受け入れにくくなります。
社会化期に先住犬と慣れておくことで、その後の信頼関係がスムーズに保もたれます。
しかし、犬の場合は、新しい猫に嫉妬することもありますので、先住犬を優先にケアをしてあげましょう。
または、犬も猫も生後9週までの社会化期の子を迎えると良い遊び相手になり仲良くなりやすい傾向があります。

子猫

まとめ

いかがでしたか?犬も猫も性格に個体差はありますが、犬と猫は正反対の習性であることを理解し、犬と猫にそれぞれ幸せに過ごせるスペースを作ってあげることで犬と猫との幸せな生活が可能なりますよ。

犬と猫

コメント

タイトルとURLをコピーしました