トイプードルは一緒に飛行機に乗れる?

トイプードルは一緒に飛行機に乗れるトイプードル

旅行や引っ越しの際、愛犬と一緒に長距離を移動するとき、飛行機に乗れたらとても便利ですよね。しかし、犬を預けることに対する不安も多いと思います。この記事では、飛行機に犬を乗せるための手順や注意点を解説します。

トイプードルを飛行機に乗せることはできるの?

トイプードルは一緒に飛行機に乗れる

飛行機にペット(犬、猫等)もちろんトイプードルを乗せることは可能ですただし、盲導犬や介助犬以外の犬は、多くの航空会社で客室での同乗は認められていません
代わりに、犬は貨物室で輸送されます。
貨物室の空調は客室とほぼ同様の環境ですが、外気温などの影響を受けることもありうるようです。
ただ心配することはなく航空会社も安全に輸送するようにペットを扱ってくれています。

一部の航空会社では客室での犬の同乗が許可されていることがありますし、航空会社によっては、犬の同乗が許可されない場合や、犬種による制限があることもありますので決して一律ではないという事です。

たとえば国内のJAL、ANA、スカイマーク、ソラシドエア、エアドゥの一般の航空会社は犬を乗せることができます(貨物室利用)(ANAは、生後4ヶ月以上可)
スターフライヤーでは、人と同じ席で犬を乗せることができますが、料金が1匹あたり50,000円となっています。ジェットスター、ピーチなどのLCC航空会社は犬の同乗が許可されていないというのが2023年10月時点での情報になります。

◆スターフライヤーのペットとの同乗に関するページ

FLY WITH PET! | 搭乗手続きについて | スターフライヤー
FLY WITH PET!についてご案内。スターフライヤー(SFJ)は全便・全席レザーシート&座席が広く電源付!国内線の航空券の予約・購入、空席照会、運賃照会、時刻表などの情報をご提供。

飛行機に乗せる際の犬のリスク

輸送中の環境は、犬にとって通常の生活環境とは大きく異なります。そのため、航空会社の注意事項を確認し、リスクを検討することが重要です。犬を飛行機に乗せる際の主なリスクを以下に紹介します。

リスク①温度・湿度
貨物室の温度や湿度は空調機で管理されていますが、外の気温などで客室とは違う環境になることがあります。
特に夏は外からの熱で温度が上がることもあります。また、航空機の積み下ろしは屋外で行われるため、夏や冬には環境が大きく変わることが考えられます。→夏は冷却機能のもの(保冷剤は犬が食べたてしまう恐れがあるので注意必要です。)冬はブランケットなどを一緒に入れてあげるといいかもしれません。

リスク②音
飛行中や離着陸時には、機内や地上の車両などからのさまざまな音が聞こえてくることがあるため、犬がストレスを感じ、体調を崩す可能性もあります。

リスク③照明
飛行している間、貨物室のライトは消えて暗くなります。

飛行機に乗せてはいけない犬

病気の犬や子犬、高齢の犬、妊娠中の犬は、飛行機に乗せると体の調子を崩しやすくなる可能性があります。出発前に動物の専門医と相談することをオススメします。
航空会社によっては、犬を乗せることができる年齢が定められているので、それぞれの会社のウェブサイトで確認してください。
また、ANA、JAL、スカイマークでは、特定の犬種の受け入れに制約がありますので事前にチェックしましょう。

※ANAの場合
ブルドッグ、フレンチ・ブルドッグ、ボクサー、シーズー、ボストン・テリア、ブル・テリア、キングチャールズ・スパニエル、チベタン・スパニエル、ブリュッセル・グリフォン、チャウチャウ、パグ、チン、ペキニーズ

トイプードルを飛行機に乗せるまでの流れ?

トイプードルは一緒に飛行機に乗れる

★国内線の場合

1.犬のチェックイン
「同意書」へのご署名し、お預かり料金のお支払いで、チェックインは完了します。
チェックインは通常より時間がかかるため、お早めに到着しましょう。
多くの航空会社では、出発時刻の30分前がチェックインの締め切りとなっています。
2.犬を預ける
ケージに犬を入れ、預けます。ケージの中に普段使っている毛布やおもちゃを入れることはできます。ケージの大きさなどは航空会社の規定もありますので、ご自分のケージが該当するか事前に調べておきましょう。

3.犬を受け取る
目的地に到着したら、手荷物受取エリアでスタッフから犬を受け取ります。環境の変化で犬が体調を崩すことがあるため、到着後は安静にするよう心掛けましょう。
下記の症状がある場合は、動物病院にご相談することをオススメします。
【該当する症状】
・下痢
・嘔吐
・呼吸が荒い
・体が震える
・食欲がない
・散歩・外に出たがらない
・不安な様子が取れない
・いつもと様子が違う場合 など

★国際線の場合

1、事前の準備
犬を海外に入国させるためには、マイクロチップの装着、狂犬病のワクチン接種証明、および入国許可証が必要となります。各国によって入国の条件、証明書の言語や入国許可証の形式が異なるので、該当国の在日本大使館などで前もって情報を取得してください。

日本を出国する前に、犬を動物検疫所に連れて行き、検疫を受け輸出検疫証明書を発行してもらいます。出国する予定の7日前までにこれらの手続きを行うことが一般的ですが、目的地の国によっては申請の時期や必要書類が異なる場合があります。

2、犬のチェックイン
「同意書」へのご署名とお預かり料金のお支払いで、チェックインは完了です。

3、犬を預ける
航空会社の規定に沿ったケージに入れ、ケージごと預けます。ケージの中に普段使っている毛布やおもちゃを入れることはできます。

4、検疫を受ける
目的地の空港に到着後、犬は現地の検疫所に送られ、再び検疫を受けます国によっては検疫に数日~数週間ほどの時間を要する場合もありますので事前に所要日数を確認しましょう

5、犬を受け取る
現地の検疫所まで迎えに行きます。

愛犬を飛行機の乗せる時の対策

ケージ(クレート)に慣れさせる

犬を飛行機に乗せるときはケージ(クレート)が必要です。留守番や車の移動などでケージ(クレート)を使用する習慣をつけて、犬を慣らしておきましょう。

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健康状態の確認

飛行中は犬に大きなストレスがかかることがあり、病状のある犬は航空会社に断られる場合もあります。犬の健康を事前に確認し、無理を避けましょう。

トイレを済ませておく

預ける前にトイレの時間を十分につくり、トイレを済ませましょう。移動中に排泄を我慢する可能性があります。

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食事の調整:

飛行機の揺れによる吐き気を避けるため、出発前の数時間は食事を控えめにしておくと良いでしょう。

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持っていくと便利なアイテム

・お気に入りのおもちゃ
犬が安心するためお気に入りのおもちゃがあれば一緒にクレートに入れてあげましょう。

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・給水器犬をクレートから出すことはできないため、隙間から飲めるタイプの給水器だと便利です
・夏の場合は、冷却機能のあるシートや硬い容器の保冷剤など持参しましょう。※使い捨ての保冷材は犬が噛んで万が一食べてしまうと命の危険があるので十分注意が必要です。
・冬の場合は、暖かい毛布を持参すると良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
愛犬との飛行機の移動は不安が多いものですが、事前の準備と情報収集をしっかり行えば、安全かつ快適な移動が可能です。
愛犬の年齢、健康状態、性格など飛行機に乗せるリスクも考えて愛犬にあった移動手段を選択しましょう。

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