愛らしいトイプードルの子犬を家族に迎え入れることは、喜びと同時に大きな責任を伴います。ここでは、新しい家族としてお迎えした最初の1週間に何をすべきか、愛犬との生活をより豊かなものにするためのポイントをご紹介します。
お迎えの1週間は子犬が新しい環境にまずは慣れることが大切です。
子犬は新しい家の匂いや音、これから一緒に過ごす家族になれるのに精一杯です。
食事と水を与え、トイレをさせる以外は、ゆっくりと休める静かな寝床を用意し、休ませてあげましょう。可愛いからと言って構いすぎると疲れて体調を崩す可能性があります。
子犬を迎えて初日
初日は特に、子犬にとっては不安でストレスの多い時間です。初日は、十分休ませることが大切です。
母犬や以前の環境からの離別は、子犬にとって大きなストレスですので静かに休ませてあげましょう。
①まずは家に到着したら、用意していたサークル内にはなして様子をみます。
②子犬が落ち着いてきたらフードを与えます。
フードは引取先から事前にフードの種類と量、与える時間などを聞いておき、最初はもともと食べていたフードをそのまま与え続けることをオススメします。
③トイレをさせる
ウンチやおしっこをしたら褒めてあげましょう。
失敗しても叱らないでください。
叱ると隠れて排泄をする可能性があります。
排泄をしたペットシーツはすぐに取り替えましょう。
④部屋に出す
排泄の後、子犬が元気な場合はサークルから出し、子犬から目を離さないで、歩かせてあげたり、おもちゃで遊んであげたりしてください。疲れたようであればサークルに戻します。
⑤休ませる
子犬は1日をほとんど寝て過ごします。1日14〜17時間ぐらい寝ます。無理に起こさずにゆっくり寝かさせてください。起きたらフードを与え、トイレトレーニングを行います。
⑥夜はゆっくりと寝かせる
クレートやサークルを布で覆って、安心して寝かせます。
夜鳴きをしても構わずにしましょう。
鳴いた時に、飼い主さんが声をかけたりし構ってしまうと、鳴けば構ってもらえると学習するため、無視するのがよいです。
サークルやクレートを飼い主さんのベッドのそばに置いたりするとあまり鳴かなくなります。
⑦体調に気を付ける
新しい環境に想像以上のストレスを感じてしまうと、下痢や嘔吐、食欲不振といった不調が現れますので、すぐに動物病院に相談してください。
【トイレトレーニングについて】
トイレトレーニングは、子犬を迎えた時から始まっています。
トイレトレーニングは起きた時、食後、遊んだ後にトイレエリアへ子犬を連れていき、成功したら褒めてあげてください。
トイレを失敗した時は、絶対に叱らないでください。
排泄したことで叱られたと勘違いし、隠れて排泄するようになってしまう可能性があります。
排泄後は、綺麗に拭いて、匂いが残らないようにします。匂いが残っていると同じ場所で失敗することがありますので、同じ場所にしてしまう場合は、ゴミ箱など障害物を置いて排泄できないようにすることもコツです。
トイレトレーニングはすぐに完璧にはいかないもので、「いつかできるようになる」という気持ちで、気楽に気長に接することが大切です。飼い主さんが焦ってしまうと不安が通じてしまいできる子なのにできないというケースも実際あります。ほとんどの子犬は、継続して教えることでトイレトレーニングを身につけることができます。
トイレのしつけをもっと知りたい方はこちらから
子犬を迎えて2日目以降
しばらくは、初日と同様に過ごしましょう。トイレ、遊ぶ、寝る(サークルで眠る)の繰り返しで、時間がきたらフードをあげ、トイレを覚えさせ、子犬とのコミュニケーションをとります。1週間は構いすぎないことが大切です。
特に、子犬は限界を知らずに遊び続けることがあり、過度な遊びは体力の低下や、時には命に関わる低血糖や脱水症状を引き起こす可能性があります。特にお子さんがいる家庭では、大人が注意深く見守ることが必要です。
子犬を迎えて1週間後
愛犬を病院に連れて行き、健康診断をしてもらい、ワクチン接種がまだの場合は接種します。
散歩やトリミングを受けるのはワクチン接種後、獣医師の許可を受けてからにしましょう。
まとめ
子犬を迎えることは、新しい責任と喜びの始まりです。最初の1週間は、子犬の健康と心のケアに特に注意を払い、まずは新しい環境に慣れさせましょう。飼い主さんの愛情と注意深いケアにより、子犬は新しい家庭で幸せな生活を送ることができます。
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