トイプードルはその愛らしい見た目と賢さから家庭犬として人気が高い犬種です。
しかし可愛すぎて甘やかしすぎてしまうと、しつけが上手くいかず問題行動につながってしまうケースがあります。
今回はトイプードルのしつけのポイントと正しいしつけ方法について詳しく解説します。
トイプードルのしつけで気をつけたいポイント
トイプードルと楽しく暮らすためにしつけの中で気をつけたいポイントを確認しておきましょう。
これらを意識することで愛犬が安心して学べる環境が整い、しつけもスムーズに進みます。
怒りに任せて叱らない
トイプードルは感受性が豊かで飼い主さんの気持ちをとてもよく感じ取ります。
そのため、強い口調で叱ってしまうと不安や怖さを感じてしまうことも。
失敗してしまったときも、飼い主さんが落ち着いて「ここはこうしようね」と教えてあげることが大切です。
そうすることで愛犬も安心して学べます。
過度に甘やかさない
トイプードルは小さくて愛らしいため、つい甘やかしてしまいたくなるかもしれません。
しかし、甘やかしすぎることは愛犬が自分のペースで生活してしまうことになり、飼い主の言う事をきかなってしまったり、のちのち困ってしまうこともあります。
愛犬がよりリラックスして過ごせるよう「これはダメ」とはっきり教えてあげることが、信頼関係を築くうえでも大切です。
一貫性のないしつけをしない
しつけをしていくうえで、同じルールで接してあげることもポイントです。家族の中で異なるルールがあると、トイプードルが「どちらが正しいの?」と迷ってしまいます。家族全員で「こうしたい」というルールを決めて接することで、トイプードルも自然にルールを覚えていきます。
トイプードルの正しいしつけ方法
気をつけるべきポイントを押さえたら次はトイプードルにとって効果的なしつけ方法を実践してみましょう。
愛犬が安心して従えるような環境を整え、楽しくしつけを行っていきましょう。
ご褒美を使ったしつけ
トイプードルはとても賢くご褒美を使ったポジティブな強化がとても効果的です。
いい行動ができた時にはすぐに褒めたりおやつをあげ「またやってみよう!」という気持ちを育てていきましょう。
「おすわり」や「待て」などの基本的な指示も、楽しみながら学んでいけるのでご褒美を使いながら楽しいしつけの時間にしてくださいね。
参考ブログ↓
【超初心者向け】犬の「おすわり・フセ」のしつけ方
トイプードルが喜ぶ上手なほめ方
短いトレーニングを繰り返す
トイプードルは集中力が高いですが長い時間のトレーニングは少し苦手です。
5〜10分くらいの短いトレーニングを何度か繰り返すと、飽きずに学ぶことができます。
また成功体験を積むと自信が育ちしつけもスムーズに進みます。
焦らず少しずつ進めていくことがコツです。
社会化を大切にする
トイプードルは家庭犬としての適性が高いですが、他の犬や人との触れ合いを幼少期から増やしておくとより社交的な性格に育ちます。ドッグランやお散歩で少しずつ他の犬や人と交流し楽しい体験を通じて社交性を育ててあげましょう。
飼い主のリーダーシップを示す
トイプードルは、自分で考えたり判断したりするのが得意な犬種ですが、飼い主さんがリーダーシップを取ることでより安心して過ごすことができます。普段からルールを守って接することで自然に信頼関係が深まりますし、飼い主さんの言うことを聞いて安心できるとトイプードルもリラックスして生活できるでしょう。
忍耐強くしつけを続ける
しつけには、根気よく取り組む姿勢が大切です。
一度に完璧にしつけを終えることは難しいので少しずつ進めていくことを心がけましょう。
飼い主さんが焦らずに対応することで、トイプードルも安心して成長していきます。
忍耐強く続けることで愛犬との絆が深まり信頼関係も強まっていくでしょう。
まとめ
トイプードルのしつけでは、愛犬の性格や特性をよく理解しながら優しく、そしてルールを大切にすることが大切です。愛情を持って接しつつ、生活に必要なルールを伝えていくことで、トイプードルも安心してのびのびと過ごせるようになります。
しつけは「技術」ではなく、トイプードルがより幸せに安心して暮らすための土台です。
焦らず根気よく続けていくことで、トイプードルとの毎日がさらに楽しく豊かなものになっていくでしょう。
コメント