犬の平均睡眠時間ってご存じですか?飼い主さんが不規則な生活をしていると愛犬も不規則な生活になり睡眠不足になりかねません。犬も人と同じで睡眠不足が続くとストレスがたまり健康にも悪影響を及ぼします。
この記事では、犬の睡眠について、睡眠不足の原因とその対策をご紹介します。
犬の睡眠時間について
成犬の平均睡眠時間は、12~15時間、成長期の子犬は、15~18時間の睡眠時間が理想と考えられています。
ほとんど、寝ていますが、犬も人と同様で、脳を休ませる睡眠(深い眠り)ノンレム睡眠と、身体を休める睡眠(浅い眠り)レム睡眠を、約20分おきに繰り返しており、人のように継続した睡眠を必要としておりません。
1日の半分は寝ていますが、エネルギーを蓄えるためにも、体を休める時間は大切です。
犬が睡眠不足になった時のサイン3選
犬が睡眠不足になると、このような症状がみられます。
① 1日中ぐったりしている
睡眠不足で体力が回復できずに1日中ぐったりしています。
1日中、同じ場所から動こうとしなかったり、散歩に行っても座り込りこんで歩こうとしないなど、
無気力な状態になることもあります。
②飼い主さんの言うことを聞かなくなる
睡眠不足によるストレスを発散するために、攻撃的になり飼い主さんの言うことを聞かないなど、
性格が変化する場合があります。
③いつもより食欲がない
いつもより食欲がなくなると免疫力が落ちてきます。場合によっては犬の寿命に影響するため、早
めに飼い主さんは睡眠不足のサインに気づいてあげ動物病院に相談するとよいでしょう。
睡眠不足の原因って何?その場合どうすればいいの?
原因①:運動不足
散歩の量が足りておらず、十分に体を動かすことができない場合は、ストレスがたまり睡眠不
足になってしまいます。散歩が足りない場合は、室内で遊んであげるなど工夫をしましょう。
原因②:飼い主さんの不規則な生活
夜遅くまで、飼い主さんが電気をつけ、大きな音でテレビをつけていると、愛犬はうるさくて
ゆっくり寝れませんので、飼い主さんも規則正しい生活をしましょう。
原因③:不適切な環境
夏は1日中、クーラーをつけて快適にしてあげてください。
室内の温度は22~25℃、湿度は60%ぐらいが犬にとって快適です。
子犬や老犬は体温調節ができないため注意が必要です。
原因④:寝床環境が整ってない
犬は寝床がない場合はストレスがたまるので、快適な寝床を用意してあげましょう。
愛犬の寝床にしてはいけないNGな場所
犬は昔、薄暗い巣穴で寝ていました。囲いがあり、ある程度狭くて、薄暗いところのほうが安心できます。
①直射日光が当たる窓辺
長時間日光があたり熱中症になることもありますので注意してください。
②エアコンの風が直接あたる場所
体温調節がうまくできず体調不良の原因になります。
③トイレの隣
犬は寝床を汚したくないという習性があるため、トイレが近いとストレスを感じますので寝床は
トイレと離してください。
④テレビやトイレの近くなど音がうるさい場所
落ち着かず安眠しづらいですので静かな場所に移動しましょう。
⑤明るい場所
1日中電気がついている場所や、人の出入りが多い場所は人間と同様に落ち着きませんので部屋の
隅などに寝床を作りましょう
⑥コードや配線がある場所
コードが断線、プラグが外れるなど、犬が感電するリスクもありますので危険な場所は避けてく
ださい。
季節別、寝床で注意すべきこと
・夏の注意点
エアコンの設定温度を22~25℃程度に設定し快適な室温を保ちます。ペット用のクールマット等
を寝床に敷くと快適に眠れます。
・冬の注意点
暖房をつけるかペット用のヒーターマットを寝床に敷くとよいでしょう。
ケージやクレートの上に毛布をかけるのもよいです。
眠る場所は頻繁に変えるのではなく一定の場所に決めておき、犬が快適に眠れる環境作りを心がけましょう。飼い主さんの気配を感じられる場所でリラックスできるところが一番よいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?
犬は長時間、睡眠が必要な動物ですので、快適な環境でぐっすり眠れるように環境を整えてあげることが大切です。
人間と同様に犬も健康で長生きするためにも良質な睡眠が必要です。
愛犬も飼い主さんも適度な運動と規則正しい生活を心がけ快適に過しましょう。
コメント
餌を食べない場合どうすればいいですか
コメントありがとうございます。
ドッグフードを食べない場合については、こちらに詳しく書いておりますので、お時間がある際にご覧いただけると幸いです。
コメントありがとうございます。
こちらにドッグフードを食べない原因と対処方法について記載していますので、一度ご覧いただけると幸いです。
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