【超初心者向け】犬の「おすわり・フセ」のしつけ方【トイプードル】

トイプードル お座りトイプードル

「おすわり」や「フセ」のしつけって必要?教えなくてもいいんじゃない?と勘違いしている方は要注意です。「おすわり」や「フセ」などの基本動作を覚えさえることで、散歩などで興奮状態になった時でも落ち着かせることができます。犬をコントロールすることができれば旅行やドックカフェ、ドックランなどいろいろなところに行くことができます。
今回は、「おすわり」「フセ」のしつけ方をステップごとにご紹介します。
犬を迎えたばかりの方や「おすわり」がうまくできなくて困っている飼い主さんは、是非、参考にしてください。

犬の基本動作のしつけ、いつから教えたらいいの?

トイレトレーニングや社会化トレーニング、子犬に覚えてもらうことが沢山ありますので
愛犬を迎えて少し落ち着いてからでも問題ありません。
基本動作のしつけには、「おすわり」「フセ」「マテ」などありますが、はじめに、床にお尻をつける「おすわり」から教えることをオススメします。
「おすわり」をしつけると座っておとなしくいられます。
ちょっと待って欲しい時に使えます。

おすわりの教え方

おすわりを教える前に

「おすわり」の練習は、家の中から始めます。
気が散らない集中できる場所で行うといいでしょう。

用意するもの

飼い主さんはおやつフードを用意します。
おやつは愛犬の好きなおやつを与えると効果がありますが、食べ過ぎないように、小さくしておきます。
フードは普段与えているフードを与えます。
違うフードを与えるとお腹を壊すこともありますのでオススメできません。
しつけのご褒美でおやつやフードを与える時は食べ過ぎないように、ごはんの量を減らし調整しましょう。

犬におすわりを教える

犬は人間の言葉が分かりませんので、言葉より行動(動作)でまず教えます。
ステップごとに確実に教えていきます。
ステップ①ができたらステップ②に進めるようにしてください。
その時、注意することが、犬が上手くできなくても決して叱らないで、根気よく進めてください。

・ステップ①おすわりの行動を教える
 おやつを一粒、手の中にグーで隠しもって、愛犬の鼻先につけて匂いを嗅がせます。
 手の中におやつがあることに気づかせます。
 愛犬の目の前で立って、鼻先が天井を向くように手をあげます。
 犬が上を向くと自然と床にお尻がつきます。
 床にお尻がついたら、「いい子」とほめ言葉をかけてください。
 お尻が床についた状態で、おやつを与えて、撫でてあげます。

・ステップ②言葉の合図を教える
 言葉の合図、「おすわり」の言葉をかけていきます。
 愛犬のお尻が床に着いた瞬間に「おすわり」と言います。
 「おすわりは、床にお尻をつけること」と愛犬が覚えてくれます。
 上手くできたら、ご褒美を与えます。
 この時に注意したいことが、「おすわり、おすわり」と2回言うと意味が薄れ聞き流してしまう原因に
なりますので、はっきりと大きな声で言うとことがポイントです。

・ステップ③フードなしで誘導
 手にはフードなしで、「おすわり」と言って、座らせる。上手くできたらご褒美を与えます。

・ステップ④言葉だけで「おすわり」ができる
 「おすわり」という言葉に反応して、「おすわり」ができたらおやつをあげ、褒めてあげる。
 ここまでくると、おやつをあげなくても褒めるだけで愛犬は満足するようになります。
 しつけの時間は1回5分程度にしましょう。
 長々とするより1日4~5回に小分けにしてしつけをするほうが効果的です。

「おすわり」しない時はどうすればいいの?

「おすわり」ができなかったら、ご褒美は与えてはいけません。
その時、決して叱らないこと、時間をかけて根気よく1つ1つ確実にできるようにしましょう。
おやつに興味がない子は、愛犬が好きなおもちゃや好きなあそびを、ご褒美としてあげると良いかもしれません。

フセの教え方

「フセ」は待たせるときに使うポーズです。
お腹を地面につける体勢のため嫌がる犬もいます。
「フセ」を覚えると、犬の興奮をコントロールでき、ドックカフェや動物病院で長く待たせる時にも使えます。
「おすわり」と同じく、ステップごとに確実に教えていきます。
ステップ①ができたらステップ②に進めるようにしてください。
その時の注意として、犬が上手くできなくても決して叱らないで、根気よく進めてください。

・ステップ①フセの行動を教える
 犬に「おすわり」をさせます。
 手の中におやつを握りしめて、手を犬の鼻先について犬に匂いを嗅がせます。
 そのまま手を真下に下ろします。
 両ひじを床につける姿勢フセになったら、「いい子」とほめ言葉をかけ、おやつを与え、首筋から背
中を撫でてあげます。

・ステップ②言葉の合図を教える
 言葉の合図、「フセ」の言葉をかけていきます。
 フセをした瞬間に「フセ」と言います。
 上手くできたら、ご褒美を与えます。

・ステップ③フードなしで誘導
 手にはフードなしで、「フセ」と言って、おやつなし手を真下に下ろします。

・ステップ④言葉だけで「フセ」ができる
 「フセ」という言葉に反応し犬がフセの姿勢をします。

まとめ

いかがでしたか?
基本の動作でもある、「おすわり」、「フセ」、しつけを教えるには根気が必要ですが、焦らずに時間をかけて教えていきましょう。

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