トイプードル、ティーカッププードルの寿命と長生きするポイント

トイプードル マイクロティーカッププードル ロイヤルティーカッププードル お里会トイプードル

小さなプードル、その名もティーカッププードル。その微細な体格から、新たな家族として迎える際には、「その小ささゆえに、病気になりやすく、生涯が短いのではないか?」と心配になる人もいるでしょう。
今回はティーカッププードルの平均寿命と長生きするポイントについてご紹介します

トイプードル ティーカップ・プードルの寿命について

ティーカッププードルの寝顔

ティーカッププードルの平均寿命は一般的に約12年から15年程度と言われています。
体が小さく「短命」や「病弱」というイメージをしている方もいますが実際は他のプードルとあまり変わりません。
適切な飼い方とケアにより、一部の個体はそれ以上長生きすることもあります。
ティーカッププードルはトイプードルと同じ速さで成長し老化していきます。
犬は2年で人間換算すると2歳で24歳まで成長し、それ以降は1年ごとに4歳ずつ歳をとっていき、小さな体が愛らしいティーカッププードルも、時間がたてば老いを感じさせる変化が見られます。
愛犬の人間換算の年齢を知ることは、何に注意が必要なのかを見極める手助けになります。
誕生日を祝う際などに、愛犬の人間年齢を確認してみるのも良いかもしれません。

ティーカッププードル 長生きするためコツ

環境管理】

高さのあるソファーやベッドからの飛び降りによる事故や骨折に注意が必要です。
高いところから飛び降りを防ぐため、犬用の階段を設置するなど工夫してください。

フローリングによる滑りが日常的に続いてしまうと、膝蓋骨脱臼や椎間板ヘルニアなどの病気を引き起こす可能性があります。
愛犬が滑りにくい環境を作ってあげて欲しいものです。滑り止めマットやワックスの使用をはじめ、プロにフロアコーティングやリフォームを依頼するといった手段があります。

キンプトン アフタヌーンティー ペット可 トイプードル

③ティーカッププードル体温調整の苦手対策
小型犬は体温を保つための脂肪層が少なく、寒さや暑さに対して敏感なため体温調節が苦手です。
そのため、健康を維持するためには、以下のようなケアが重要になります。

・室温調整
夏場は冷房を適度に利用し、熱中症を防ぎましょう。
冬場は暖房器具を適度に使用し、部屋を適温に保つことが大切。

トイプードルに適した夏、冬 エアコン温度は?

・衣服の調整
季節に応じて、愛犬の衣服を調整することも大切です。寒い季節には保温性の高いコートやセーターを着せ、暑い季節には薄い布地のものや、クールダウン効果のある服を着させてあげましょう。

・ベッドの調整:
犬の寝床も体温調節に影響します。冬は暖かい素材のベッドやヒーター付きのベッドを、夏は冷感素材のものを選ぶと良いでしょう。

・適度な運動
体を動かすことで体温を上げることができます。過度な運動は避けて、適度な運動を心掛けましょう。

バランスのとれた食事】
高品質なドッグフードと新鮮な食材を提供し、栄養バランスを保つことが重要です。

犬の健康によいドッグフードの選び方

定期的な健康チェック
早期発見・早期治療のために、定期的に獣医師に健康チェックをしてもらうことも重要です。また、ワクチン接種やフィラリアの予防など、予防医学の観点からのケアも忘れてはなりません。

トイプードルの寿命

適度な運動】
ティーカッププードルはエネルギッシュで遊ぶのが大好きです。小さい体なので、無理な運動は避け、日常的な適度な運動を心掛けてください。

トイプードルの散歩 時間や頻度

愛情深い環境】
ストレスを減らし、飼い主さんから愛されている幸せを感じることで、犬は長生きします。愛情深く接し、彼らが安心して暮らせる環境を提供してください。

ティーカップ・プードルのシニア期について

トイプードルの寿命 シニア期

ティーカッププードルのシニア期・高齢期は7~8歳です。
見た目はほとんど変わらないものの、体機能や体力は徐々に衰えてきます。元気や食欲が減退し、運動速度が遅くなる。睡眠時間の増加、被毛のツヤの欠如、口臭などが目立つようになります。
「食事のスピードが遅くなった」といった変化も、老化のサインかもしれません。
シニア期に入ったら、今の生活が愛犬にとって負担になっていないか、一度見直してみましょう。
トイレを段差のない場所に設置し、食事や水はベッドの近くに置くといった工夫が必要です。また、視力や嗅覚も衰えていくことを考慮に入れ、大幅な模様替えなどは避けるようにしましょう。

ティーカップ・プードルがかかりやすい病気

トイプードルがかかりやすい病気

飼い主さんの日頃からのチェックと検診が愛犬の健康につながります。
ティーカッププードルがかかりやすい病気を一部ご紹介します。

脱臼(しつがいこつだっきゅう)

小型犬によく見られる病気で、膝の骨が正しい位置から外れてしまいます。
元気で走り回っていたと思ったら突然、キャンと泣いて後ろ脚をあげて痛がる。ケンケンするように歩くようであれば早急に病院に相談してください。

歯周病

小型犬は歯周病になりやすい傾向がありますので定期的なブラッシングと歯石取りが重要です。
子犬の頃から歯磨きをして歯の汚れを防いでください。

【超初心者向け】トイプードルの歯磨きの方法

心臓病

加齢とともに心臓の問題が発生しやすくなります。定期的な健康チェックが必要です。
僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)は小型犬の心臓病の中で75〜80%を占める病気です。
心臓の血液の逆流を防ぐ僧帽弁が加齢とともに脆くなり血液が逆流しうっ血が起こります。
初期は心臓の雑音が聞こえる程度で、進行すると軽い咳がする。さらに進行すると犬自身がだるく、つらくなるため外に行きたがらない、最悪の場合は倒れてしまうこともあります。

トイプードルの寿命

以前は、完治は困難でしたが、医学の進歩により手術治療が可能になりましたので症例数の多い専門の動物病院にご相談することをオススメします。
僧帽弁閉鎖不全症について、症状、検査、治療の詳しい情報はこちら

第1章/愛犬が「僧帽弁閉鎖不全症」と診断されたら読む本 | JASMINEどうぶつ総合医療センター
JASMINEどうぶつ総合医療センターは犬と猫の病気に対して、循環器科、消化器科、腎泌尿器科、腫瘍科の専門治療(二次診療)を提供する総合動物病院です。

ペット保険についてはこちら

まとめ

いかがでしたか?
トイプードル、ティーカッププードルの平均寿命は12~15歳程度で、決して寿命が短い、体が小さいから病弱で早死にするといったことはありません。性格や特長を踏まえた飼い方の工夫で長生きできます。
一人ひとりの体の大きさは、その子の個性そのものです。
小さいからといって心配しすぎず、ご紹介した長生きするコツを参考にし、その子をそのまま愛してあげ、愛犬との貴重な時間を楽しんでくださいね。

トイプードルの寿命

ブンゴヒルズでは、かわいいトイプードル、ティーカッププードル、タイニープードルの子犬たちを販売しております。
トイプードルの子犬をお探しの方はこちらをご覧ください。

トイプードル 子犬

コメント

タイトルとURLをコピーしました