一人暮らしや共働きといった、家を留守にしがちな方でも、犬を飼育することは可能ですが、犬を迎える際にはしっかりと「一生面倒を見る覚悟」が必要です。単純に「可愛いから飼う」という理由ではなく、正しい知識と準備を整えて、犬との生活に備えましょう。
今回は、犬を迎える前に考えておきたい犬を飼う覚悟について紹介します。
愛犬を最後まで飼う責任
犬を飼うことは、犬を家族の一員として迎え入れ、日々のお世話や、美味しい食事、一緒に楽しく遊び、たくさんの愛情を持って愛してあげることが必要です。
そのため、今まで自分優先で良かった生活が、犬との共同生活になり、朝、眠くても、朝ご飯を与え、トイレを掃除し、1日30分ほどの散歩に行く、病気の時の世話など、飼い主さんのお世話が必要不可欠です。
飼い主になることは、その子の命を預かることです。飼い主さんは愛犬を最後まで飼う責任があります。
犬の平均寿命12〜16年間、終生飼育が可能か考えてみましょう
経済的に余裕があるか?トイプードルの一生にかかる費用を考えましたか?
子犬を迎える準備をする上で、考えておきたいのが経済的な面です。
犬を飼うと、毎日のごはんや健康管理、トレーニング、おもちゃ、散歩のための道具、ペット保険、そして予測できない急な出費に対応するための費用が必要です。愛犬を飼う覚悟があるなら飼育するための予算を立て、愛犬のケアと快適な生活環境を提供する用意が必要です。
【犬を飼うために予算に含めるべき項目】
・フード代
・ワクチン接種、狂犬病予防注射費、フィラリア予防薬の費用
・ペット保険
・トリミング代
・トイレシート
・ベッド、ケージ、散歩道具、おもちゃ
・大きな病気をした時の医療費など
予算に含めるべき項目として考えましょう。
犬の種類やサイズによっても費用は異なるため、具体的な予算を計画し、経済的に余裕を持って、愛犬との素敵な生活に備えましょう。
トイプードルの子犬のトレーニングについて
犬と幸せに暮らすためには人間と一緒に暮らすためにルール(しつけ)を覚え、社交化を身につける必要があります。
トイレトレーニングも愛犬を迎えたその日からスタートし、正しく排せつをした時は愛情を持って褒めてあげ、失敗した時は叱るのではなく、長い目で忍耐強く、トイレトレーニングが必要です。
外出が多い方は、愛犬が留守番できるようにトレーニングも必要です。
トレーニング通じて、愛犬とのコミュニケーションを深め、信頼関係を築く機会でもありますので愛犬と楽しんでトレーニングを行うと良いですが、しつけが難しい場合は、トレーニングができる施設を見つけておくと安心です。
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トイプードルの健康について
定期的に健康チェックとワクチン接種、フィラリアの予防薬を処方してもらうことをおろそかにせず行うことが必要です。
愛犬の栄養面にも心を配りましょう。 体重にあった適切な食事と栄養を提供し、適度な運動をすることで、肥満や健康問題を予防できます。
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犬が飼える環境について
「犬を飼いたい」と思っても、現在住んでいる家がペット可かどうか、また、ペットの条件なども確認する必要があります。
集合住宅や賃貸住宅の管理規約でペットは禁止されていませんか?
内緒で飼うと、例えば吠えることをやめさせるため無理に過度に犬にストレスを与えがちになってしまったり、他の住人に見つからないようにとお散歩にも出さないなど、犬の飼育環境が悪くなってしまいます。飼い主さんのストレスが犬にも影響を与えストレスになってしまいます。最悪の場合は住宅からもでていかなければならない例も実際ありますので事前に確認を行いましょう。
集合住宅では「エレベーターに乗る際は抱っこしなければいけない」「ペットは2頭まで」という利用ルールが決まっていることも珍しくありませんので住宅事情を考慮することは必要不可欠です。
ライフスタイルと飼いたい犬種、性格は合っている?
「この犬種が好きだから」「小さくて可愛いから」「一目惚れ」という理由だけで犬を飼うのはオススメではありません。
犬にも個性があり、犬種によっても活動量や性格の傾向も違います。飼い主さんと性格が合うかライフスタイルに合っているか?この子だったら終生飼育が可能かどうか見学に行って確認し、飼うことを決めましょう。
家族に動物アレルギーの有無をチェックする
犬を飼えなくなる理由の中で一つが「家族のアレルギー反応」です。
犬の毛やフケ、唾液は、特定の人にとってアレルギー反応を引き起こすアレルゲン(アレルギーの原因物質)となることがあります。
飼う覚悟があっても、飼い主が健康問題を抱えると、ついには愛犬を手放すことを余儀なくされることがあります。
家族がいる場合は、事前に全員が動物アレルギーを持っていないかを確認することが重要です。
アレルギーの検査は、一般的に人間の医師である内科医、耳鼻咽喉科医、皮膚科医などで行うことができます。
動物愛護団体アメリカンケネルクラブ(AKC)は、トイ・プードルは抜け毛が少ないことからアレルギー反応が少ない犬種と紹介しています。アレルギーが心配な方はアレルギー反応が少ない犬種を選択することをオススメします。
引用元:American Kennel Club
まとめ
いかがでしたか?
飼い主になることは、愛犬の命を預かり、愛犬が健康で快適に暮らせるように最後まで飼い続ける責任があります。その覚悟を持って犬を迎えましょう。
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